明太子 つぶつぶ日記

福岡出身の男が、東京に家を買って日々生活で思ったことを綴ります。

大河ドラマで主役にしてほしい 堀秀政

 堀秀政。歴史好きの方ならご存知でしょうが、あまり歴史好きじゃない人からしたら「誰?」ていう位置づけですかね。でも、私、けっこう堀久太郎秀政、好きです。大河ドラマの主役にしてほしいんですけど、堀秀政じゃ華がないって言われちゃいそう。ってことで、堀秀政知名度が少しでもあがり、大河ドラマに抜擢されるように紹介。

 

美濃国出身、安土桃山時代の武将で織田信長豊臣秀吉に仕えたお方。織田信長の小姓といえば森蘭丸前田利家などのイメージだと思いますが、このお方も小姓出身。

堀秀政の印象が薄いのはおそらく奉行衆だったからでしょうか。ほかの側近・奉行衆も影の薄い方が多い。でも、織田信長豊臣秀吉に仕えたってことから、大河ドラマでは主要なイベントを追っていけるという魅力が。

 

そんな地味な秀政さん。でも、奉行としてだけでなく戦場でもすごかった。奉行としても武将としてもピカイチで、名人久太郎、という渾名がつくほど。

本能寺の変の前にキンカ頭(明智光秀)が徳川の接待を外されますが、その後の接待役をこなし、その後は秀吉の与力として中国地方へ。ほらほら、いい感じで本能寺も描写できそうでしょう??

中国大返し、山崎の合戦、坂本城攻めとさらに美味しいところをメインポジションで進む、大河ドラマとして最高の見せ場の連続。実際、大河主人公は主人公ブーストがかかっていますが、この秀政さんなら別にブーストつけなくてもブーストつけたような逸話もあります。しかも、山崎の合戦で高山右近との接点もかいて後の伏線にも利用できるだろうし、坂本城攻めでの明智秀満とのエピソードも美談。

その後も羽柴姓を一族以外で初めて与えられるなど、秀吉の信任も篤く、山場を超えた大河の展開もだれることなく進むことが出来る。小牧長久手でも大敗の中で1人大活躍しているし、九州平定、小田原征伐でも大活躍。ほら、この影の薄さながら、歴史の表街道をひた走っています。これで知名度の低さが異常・異様に思えるほど。

そして、最後の見せ場が訪れます。小田原征伐の折、陣中にて急死。享年38。多方面でスーパーな才能をもった美男子が、戦国最後の戦の最中に若くして死す。ほらもう、どう考えてもドラマじゃないですか、ジャニーズじゃないですか。

 

一説には、小田原征伐したあとの広大な関東を任せるのは堀秀政だと考えられていた、とかいう信憑性が低いものの書物にかかれております。いや、たぶん本当に嘘だと思うけど。でも、お江のときでもあったように、どんな嘘でも誇大演出でもしちゃう大河ドラマ。信ぴょう性が低かろうと、記述が残っていればもはや史実扱いで大手を振ってぶっ込んでくるでしょう。惜しい人を亡くした、という秀吉の悔しがる顔を最終話で流して涙を誘い、家康との関係だっていろんな描き方ができると思うのです。ほら、もう、大河ドラマ堀秀政で決まりだと思いません?堀秀政知名度以外は完璧だと思うのです。

 

他にも、旗持ちの話とか、ちょっとエピソードも多く人格者。歴史ファンも見ながらニヤニヤしちゃうような展開にもできると思うんです。

 

NHKさん、堀秀政を大河に抜擢すれば岐阜周辺の受信料徴収率も上がるかもしれませんよ?(笑)