恋と嘘 再視聴と考察3
ちょっと飽きてきたので、スパンスパン行きます。
6話後半以降~
A.厚労省のなんたらさん、かき乱す
純粋なネジの心をかき乱す、大人の容赦ない攻撃。厚労省の役人がこんなこと言ったらネジじゃなくても動揺するだろ。
この人もなにか思惑があって動いている。そして、悪意がある。
7話
B.厚労省のなんとかさん2
ネジの変なところ。騙してきた厚労省のなんとかさんに相談する時点でおかしいだろ。でも、ネジの真っ直ぐさになんとかさんは心打たれた様子。そして、思い出話をはじめる。
けど、この回想シーン。どう考えてもなんとかさんと同僚の人。この男女、政府通知がきてそのまま結婚して、男は少なくとも後悔している。政府通知が完璧な相手を選んでくれるわけではないと厚労省の人間が考えている。政府通知は完璧、最適な相手を選んでくれるとの認識だったが、やはり例外もあることが示唆されている。この人達のサイドストーリーもこれからでてくるのかな。
とにかく、この人、これからは信用できそう。ネジに政府通知ではなく、自分の気持ちを優先しろ、とアドバイス。
第8話
C.好きってなに
高崎さんがネジへの愛を語る。
そして、最後に、「私は選べれていないから」と涙。ああつらいわー。
でも、これを本人の前でいうなんて、罪な女。これ、高崎ちゃんは純粋なだけだと思いたいけれど、現実でこれやられたら「女の武器」をわかって演出してて、めちゃくちゃずるくて頭いい女だな、と思っちゃうよね。ほんとネジ、壺たくさん買いそう。
第9話
D.厚労省サイドの人間、またかき回す
ここで五十嵐再登場。政府通知の存在を知っていることをネジに伝えた上、重要な発言をする。「美咲はすべてを捧げて恋をしているから。高崎美咲は君の本当の運命の相手」
10話
E.厚労省の内紛
ネジとサナダムシは五十嵐に話をききにいく。
すると、厚労省のなんとかさんが乱入して五十嵐に罵倒を浴びせ、かき回すんじゃねーよ、と。お前がいうか。
厚労省のなんとかさんがいうように、五十嵐は通知相手を運命の人、と表現し、高崎様のことも(本当の)運命の人、と表現している。これは五十嵐の語彙が少なくて同じ表現を使っているだけ、という恐れもあるが、通知相手のことを運命の人、と頭の中で同義として認識、刷り込まれている可能性がある。つまり、通知相手は運命の人であり、高崎さまは本当の通知相手、本来の通知相手だったのではないか、ということ。仮説のとおり、病や出産ができない体でなければ高崎様がネジの通知相手。しかし、このような理由でシステムから外れてしまったため、次点であったサナダムシが通知相手に変更されてしまった、と。
原作を知らないので11話、12話のどこからどこまでアニメオリジナルの展開なのかわからないが、ぶっちゃけクソ展開なので割愛。
総括
これまでのシーン、やはり高崎様が大病を患っている、もしくは出産できない体であり、ゆかりシステムから外れてしまっている、と仮定すれば、けっこうしっくり解釈できてしまう。
でも、スタイルや性格などで高崎様が魅力的なのは確かだが、このミステリアス、謎の部分が多いのも魅力の一つだろうな。
アニメの風呂敷のたたみ方があんまりにもひどかったので、ちゃんと原作の方ではネタばらしというか、うまく締めてほしい。
と、ここまでかいて、すべて私の妄想、ミスリードだったら恥ずかしいな(笑)
というか、そもそも原作を読んでないん私が言うのも変な話だが、この面白い設定とプロットをした原作者なのに、アニメの出来がこんなんで満足しているんだろうか。最近、UFOのFateSN/ HF を見たからかもしれないが、アニメ化にあたって原作愛とかキャラ愛とか感じることあるじゃないですか。
きっと、原作の良さとか小道具とか、そういうのをこのアニメ化では活かせてないのでは、というカット割、微妙なシーンがいくつかあった。ちゃんとこのシーン、本来は意味があるんだろうなー、みたいな。折り紙の鶴とか、月を一人眺める高崎さまのシーンとか。もちろん、尺の問題もあるだろうし全てをアニメにしろ、というのも無理な話だが、四月は君の嘘みたいにアニメ化してより完成度が高くなるものもある。
でも、こっちの嘘の方は、なんかミスってそうなアニメ化ぽかったなー。