コウノドリ第2話のソーシャルワーカーの発言
コウノドリの第2話について、もう書くのがだいぶ遅くなっちゃったので簡潔に気になったポイントを。
回の中で、雑談で、出産後の欝やサポートについてみんなで話し合うシーンがあったんですね。そして、ソーシャルワーカーが私も困ったのよー、みたいな発言。みんながその、困った内容をきくと、「いやね、出産後も、私のことをみてくるんです、女として」みたいな主旨のことを言って、その場は散会。
このシーン、個人的にはよくわからなかった。単にソーシャルワーカーが急に女を出してきたから失笑というか、話がこれ以上膨らまないようにみんなが流した??
と簡単に解釈していい話なんだろうか。
出産したあとの妻を女として見ることはそんなにいけないこと??
出産直後はお産で体にダメージが残ってて回復できてないから、とか慣れない子育てで夜泣きもあるし、そんな余裕がない、ということならまだわかる。
でも、それが少し落ち着いたころに、妻を女として見ることがそんなに問題なんだろうか。父親、母親になったわけではあるが、そもそも夫婦なわけで、夫婦の元に子供が生まれたのだから、夫婦であることをタブーのようにする必要があるのかどうか。
高橋真麻が、高橋ファミリーについて、いつも父は母の味方。子供よりも母は父、父は母を擁護して子供は必ずケンカしても負ける、みたいな話を前にテレビでしていたと記憶している。これ、いいことだと思うんだよね。
夫婦喧嘩をみせるより、夫婦がキスしてる方がよくない?? いや、子供の前でも、他人の前でも、見せつけるようにキスする必要はそもそもないとは思うが、ラブラブな夫婦、両親を見ることは子供にとって悪いことなのだろうか。
子供を生んで、女性は母になり、男性は父になる。でも、女であり、男であり、妻であり、夫でもある。役割が変わる、のではなく、増えるのであって、それまでの関係を蔑ろにする必要は無いと思うのだが、こういう考え方って異端なのかな。
相談室の星 医療ソーシャルワーカーの日誌より (ジュールコミックス)
- 作者: 坂口みく
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2015/04/15
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る