ニーア・オートマタすすめてきたけど
一つ前に書いた、ニーア・オートマタ買ったよーという話。
いやーおもしろい。面白いという表現が正しいかわからないが、先が進めたくなる、気になる仕様になっている。
とりえずA.B.Dの3つのエンドが終了したので、ここで一度整理。
まず、第一印象としては、救いがない。
欝ゲーとして有名な作品だし、それなりにYou Tubeとかでストーリーも理解した上でプレイだけど、ほんとしんどい。
主人公たちヨルハ側、Android側よりも機械生命体のほうが純粋でまともな精神性をしている。それを敵だと決めつけて、文字通り目隠しして抹殺していく主人公たち。
アンドロイド側のほうが高次元、ハイテクなように見えるが、使い捨てのヨルハ部隊に戦闘の主翼を担わせる少数精鋭に対して、機械生命体は大量生産。しかも、アンドロイドや人を学習して理解しようという向上心つき。一方でアンドロイドは前述のように、機械生命体に知性はない、言葉は人間が喋ってた言葉を意味もなく真似しているだけ、と決めつけている。
これじゃあ、勝敗は明らかよね。
ま、実際の決着はそんな簡単なものでもないんだけど。
というか、エンディング、あれどうなったの??(笑)
最初は人間が作ったアンドロイドとエイリアンが作った機械生命体の代理戦争だったけど、途中で人類もエイリアンも絶滅していて無意味な戦いを続けているだけなことが判明する。
それでも戦い続ける執念、固執。創造主、管理者を失ったことによる暴走。ほんと、何と戦っているのかわからなくなる。
大事なのは、作品で訴えたいテーマはなんだったんだろう。流されず、盲信せず、現実を見ろ、ってこと??兄弟愛、家族愛、そういうこと??
結局は流されず現実を見て自分で善悪を判断することとか、最悪な作品世界を通して、そうならないようにアンチテーゼとして汲み取れ、ということなんだろうか。
エンディング、特にそれがハッピーエンディングであれば、やっぱりこれが大事だよね、これがメッセージだよね、ってわかりやすいけど、主人公たちに明確な欠点がない、生まれながらの原罪みたいな環境でのバットエンドで、救いがない感、報われない感が強くなる。メッセージが見えづらくなる。
でも、ストーリーは気になるし、どんどん寝る魔を惜しんで進めたくなる魔力がある。
アクションやシューティングは難しい、きついと思ったけど、正直チュートリアルが一番難しかった。あとは、レベルあがったり、回復アイテムガンガン使ったりして試行錯誤しながら進めれた。
プレイは2Bを操作したくて買ったようなもんだけど、2部になって9sになってストレスたまったりもしたけど、結局9Sの槍投擲が一番安定してたし、a2の回避距離の長さ、スピードの速さが癖になったりして、2Bはビジュアル以外に一番使い勝手が悪い印象になった。
最強はパスカルだけど、パスカルの移動の遅さや外見じゃ、やっぱりゲームは売れなかっただろうな。いいやつなんだけど、最もエモいやつなんだけど。
もう8割方遊んだ気がするけど、まだエンディングややりこみ要素が残ってるのでもう少し続けてみようかな。
もう一度、この作品のメッセージ、テーマは何だったのか。明らかにしよう。
槍投擲が最強